KAIZEN REPORTブログ
2013.8.23 | LPデザイン制作の改善
良いランディングページの成否を決める、 ワイヤーフレーム設計
ランディングページの制作上、重要なことは、ページの構成、デザインやコーディングなどの 技術面など複数あります。中でも重要度が高い工程として、ワイヤーフレームの設計があげられます。
ワイヤーフレームの設計を間違えると、 いくらいいデザインのランディングページをつくっても、いくらUIが良くても、あるいは動きにインパクトがあったとしても、目的を達成しないランディングページになってしまいます。
デザインが素晴らしくてもそういったランディングページをたまに見かけることがあります。よくある誤解として、 ランディングページはたったの1ページだから、すぐに作れそうだという印象をもたれがちです。
ですが、その1ページに商品・サービスの魅力を凝縮させて、なおかつ、コンバージョンを発生させなければいけないランディングページには、実は、多くのエッセンスが必要です。コンバージョンラボでは、以下の点に注意して、ワイヤーフレームの設計を行っています。
ワイヤーフレーム設計の注意点
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①商品・サービスの強みや魅力の整理・抽出
②ターゲット層の設定
(※商品・サービスの魅力と合致する層=検索マーケットに存在しているかことも含め)
③ユーザー/訪問者の心を掴むシナリオの設計
(※どういう順番で、商品・サービスの伝えていくことが効果的なのか)
④的確なコピー表現
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その上で、魅力的なデザインと確実なコーディングなどが必要になるわけですが、①〜④までをコンバージョンラボではワイヤー設計と呼び、その工程を的確にスピーディーに行えることを強みとしています。
依頼を受けるクライアント企業側でもよくあるご相談ケースは、自社の商品・サービスの魅力は何であり、それをどのような順番でどう表現していけばもっとも効果的に伝えていくことができるのかということです。まさに上記の工程①〜④の部分に相当します。
※コンバージョンラボでは、ワイヤー設計者が、元々コンサルティング会社出身であり、 企業のブランドコンサルティングも手がけていたため、企業やその企業の商品・サービスの魅力を多角的に掴み、分かりやすいメッセージに凝縮する訓練を実践の場を通じて行ってきたため、そうした技術がワイヤー設計にも活かされています。
ワイヤーフレームの設計事例
たとえば、結婚相談所のヴィーノ様のケースをお伝えします。
結婚相談所は、市場も活況で、 競合他社も非常に多いマーケットです。その中で、同業他社とは違うアプローチで独自のポジショニングを明確化していくために、どのような切り口でサービスの魅力を伝えていくかが重要なポイントでした。
そこで、以下の観点から設計を行いました。
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POINT1)
最大の強みである”成婚につながるカウンセリング力”を ファーストビューで、成果を明確に伝えるキャッチコピーで表現。
「私の婚活に”本気で向き合ってくれた“結婚相談所でした」
POINT2)
シナリオとして、”成婚につながるカウンセリング力”の魅力を3つの側面から紹介し、高い成婚率実績の裏側にあるサービス品質を端的に表現。かつ、安心感を醸成するためのお客さまの声などのコンテンツを複数配置。
POINT3)
一方で、婚活支援に対する考え方、実際の成婚までの詳細なフォローアップまでをできるだけ詳細に説明。体験してみないと分かりづらい無形サービスの魅力を、訪問者に明確に伝わるように1ページに凝縮しました。
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一事例のご紹介でしたが、 入口(ファーストビュー)でしっかりとポジショニング/強みや魅力を表現し、出口まで的確な順番でその根拠をひとつひとつのコンテンツに落とし込んでいく。
商品全体を通じて言いたいことを絞り込みながら、流れを設計していく、そうした設計技術を単なるワイヤーづくりやシナリオづくりで終わらせず、「情報デザイン」まで昇華させていきたいと思い、日々ランディングページづくりに励んでいます。
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