KAIZEN REPORTブログ
2019.5.31 | LPデザイン制作の改善
【CVX活用講座Vol.5】CVXで複数ランディングページをスピード制作ー多店舗・多拠点型ビジネスでの活用法ー
コンバージョン獲得支援を専門とするコンバージョンラボが開発・提供するLPOクリエイティブツール「CVX(シー・ブイ・エックス)」。ランディングページの制作から公開、改善運用まで一気通貫してPDCAを回せるツールです。デザイン・コーディングの専門知識のない方でも、直感操作で簡単にLPOを推進できます。
前回のCVX活用講座の記事では、HTML編集機能を活用した自由度の高いランディングページデザインの作成方法をご紹介しました。
※前回の記事【CVX活用講座Vol.4】CVXの機能を最大限に利用してランディングページを作成する -HTML編集機能の活用方法について-
本記事では、CVXを導入している企業様の事例をご紹介したいと思います。
今回ご紹介させていただくのは、株式会社城南進学研究社さまの導入事例。
同社は大学受験に特化した学習塾を運営されており、春期講習の募集に合わせて、全国に展開する校舎ごとの個別ランディングページを同時制作・リリースした事例となります。
校舎の数が全国19校舎あり、それぞれのPC向け/スマートフォン向けランディングページ(計38ページ)を、LPOツールCVXをフル活用して、スピーディーに制作。その後の運用も、CVX上で行なっています。
今回は、城南進学研究社さまの導入事例を、具体的な機能説明も交えながら詳細を解説していきますので、ぜひCVX活用のヒントにしてみてください。
オリジナルの専用テンプレートを制作
CVXには150種類以上のLPデザインテンプレートを標準搭載していますが、既存のランディングページや新規制作したランディングページをCVXに組み込み、専用テンプレートとして運用することができます。
城南進学研究社さまの事例でも自由度の高いシナリオ設計にお応えするため、CVXに既に組み込まれているテンプレートのデザインパーツやHTMLを一部活用しながら、オリジナルの専用テンプレートを弊社にてカスタム制作いたしました。
このテンプレートを基本デザイン(フォーマット)として、各校舎ごとにテキスト・画像などを最適化していきます。
ページを複製・量産
フォーマットとなるランディングページが完成したら、CVXの管理画面から、かんたん操作でページを複製していくことができます。
「管理画面」>「コピーして新規作成」を押すだけで、複製ページをすぐに作ることができます。
ページを複製したら、デザイン編集から任意の箇所を編集していきましょう。
城南進学研究社さまの事例では、メインキャッチや校舎紹介、ニュースコンテンツなどを各校舎に最適化した形に変更していきました。
CVXのデザイン編集機能は、下記の記事で詳しく紹介されていますので、よろしければご参考ください。
LP制作ツールを活用してインハウスでランディングページを制作する
【CVX活用講座Vol.1】デザイン編集機能でランディングページを作成する -ファーストビュー編-
【CVX活用講座Vol.2】ノンデザイナーがCVXを活用してLPファーストビューデザインの制作に挑戦
【CVX活用講座Vol.3】スマートフォン向けランディングページをCVXで作成
リンク設定の変更
複製したランディングページごとにリンク先を変更したい場合には、デザイン編集画面から変更が可能です。
城南進学研究社さまの事例では、個別にリンク先を変更するのではなく、1つのフォームで運用ができるように、校舎ごとの問い合わせを判別できる、LPから入力フォーム側へ受け渡すURL判別プログラム構築を弊社にて対応いたしました。
CVXは常日頃から機能強化を行なっておりますが、今現在、CVX単体では実現が難しい機能でも、弊社による人的サポートにより、可能な限り柔軟にご対応させていただきますので、CVXのご利用を検討中の企業様、また既にご利用中の企業様でも、こんな機能はないの?こんな事がしたい!など、ご要望がございましたらお気軽にご相談ください。
metaテキストの最適化
CVXでは管理画面から、metaテキストの編集も行うことができます。
「管理画面」>「ページ設定」を選択
下図の枠内に任意のテキストを記入して、変更を保存ボタンを押すだけで完了です。
わざわざHTMLを直接修正し、アップロードを行う手間がかかりません。コーディングの知識がない方でも、かんたんに設定を行うことができます。城南進学研究社さまの事例でも、こちらのmetaテキスト編集機能を使い、各校舎ページごとに適したタイトルやディスクリプションを設定いたしました。
PC/モバイル転送設定
PC向け/モバイル(スマートフォン)向けページを別々で用意する場合には、リダイレクト処理を行う必要が出てきます。
リダイレクトとは、例えばPC向けページのURLにスマートフォンデバイスでアクセスした際に、デバイスを判別してスマートフォン向けページが表示されるように、振り分けを行う処理になるのですが、こちらを行わないと、スマートフォンで見ているのにPC向けページが表示されてしまい、ユーザーにとって不親切なページとなってしまいます。
通常はコーディングの専門知識が必要となるリダイレクト処理ですが、CVXのPC/モバイル転送設定を使えば、誰でも設定することができます。
「管理画面」>「PC/モバイル設定」から、任意のページの転送設定ボタンをクリック
転送したいページを選択するだけで、設定完了です。
転送設定が紐付けされているページ同士が横並びで表示されますので、ページ数が多くても、管理画面から一覧で確認することができます。
GA/GTM/YTMの設定
CVXはLPを制作するだけでなく、分析改善を行いやすくするための、計測機能との連携も豊富です。GA(グーグルアナリティクス)との連携だけでなく、GTM(グーグルタグマネージャ)YTM(ヤフータグマネージャ)の設定ができるようにしているため、他ツールと併用できる柔軟性を持たせています。
タグマネージャ経由で、連携したいツールを実装頂き、他のツールが使えるどうか、事前に検証サポートもいたしますので、お気軽にご相談くださいませ。
(CVX導入前のご検討段階でも、事前の検証サポートが可能です!)
最後に
今回は実際の導入事例を交えながら、CVXの機能についてご紹介させていただきました。
多店舗・多拠点型ビジネス以外にも、CVXの活用シーンは多岐にわたりますので、今後も定期的に導入事例を交えながらご紹介させていただきます。
LPOを自社で行いたいとお考えの際には、CVXは「無料トライアル」も行なっていますので、お気軽にお問い合わせいただければと思います。
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