KAIZEN REPORTブログ
2014.2.3 | LPデザイン制作の改善
長期間使えるランディングページ(LP)とは
一般的にランディングページ(LP)は、販促やキャンペーン向きのもので、短期的に使用されるWebページだと考えられがちです。
もちろん、そうした趣旨でマーケティングのテストを行いながら、短期的に作り替えていくということもありますが、長期的に使えるランディングページをつくっていくということも、一方で重要なことだと思います。
なぜなら、ランディングページ(LP)は、膨大に広がるインターネットで、商品・サービスとユーザーをつなぐ入口になるWebページであり、最初の出会い方で商品・サービスのブランドイメージは大きく変わります。
ですから、最初にユーザーと接点を持つランディングページ(LP)は、商品やサービスの本質的な強みや魅力を提示していくべきものであり、そういった意味では、ブランディングツールとしても機能するWebページでもあるべきだと思います。
ランディングページ(LP)をブランディングツールとして考えるということはどういうことかというと、簡潔に言えば、下記の2点にまとめられます。
[1]商品・サービスの特徴/魅力を端的に示していること
[2]商品・サービスの世界観を表現していること
商品・サービスの特徴/魅力を端的に示していること
時間をかけて取り組むべきなのは、何を伝えていくべきなのかを絞りこみ、見ているユーザーに届きやすいストーリーを構築することです。
そうしたデザインに入る前段階の構成づくりやコピー表現が非常に重要だと思います。
ランディングページの善し悪しを判断する時は、つい出来上がったランディングページ自体の「見た目が綺麗である」とか、「スタイリッシュである」といったことが注目されやすいのですが、実際には、しっかり商品・サービスの魅力を捉えられているか、それを理解しやすい(頭に入ってきやすい)ストーリー設計ができているかということが、ブランディングに効くランディングページづくりの土台になります。
商品・サービスの世界観を表現していること
強みの設計と強みに基づくストーリーが構築されたあとは、如何にブランドのイメージや世界観を伝えるデザインを行っていくかという点が重要になります。
デザインは見た目のイメージを決定づけるものであり、数秒足らずで離脱してしまうランディングページにおいてはデザイン次第で、コンバージョンも大きく変わってしまいます。
ブランドの世界観を視覚的に表現するために、ランディングページのモチーフとなるブランドカラーやサブカラー・コンバージョンカラーを決め、商品・サービスに合った書体を選定し、商品・サービスがもたらす提供価値を想起できるような画像や写真を駆使しながら、デザインを行っていきます。
(※ランディングページのカラー戦略については前回の記事をご覧下さい。)
こうして整理してみると、新聞や雑誌などの広告であったり、パンフレット等を制作する上での考え方と本質的な違いはないように思います。
ただ、まったくのフリーのフォーマットの中で、離脱させないように、飽きることがないように、インパクトを持たせたり、変化をつけながらデザインしていくという点は、他のメディアとのちょっとした違いかもしれません。
つまり、商品・サービスの価値を端的にコピーやデザインで伝えながら、なおかつ、下までスクロールさせていくための飽きないデザイン、その両立が、ブランディングに効きながらも、コンバージョン獲得につながる理想的なランディングページだとコンバージョンラボでは考えています。
実際にコンバージョンラボで制作させていただいたランディングページは、そうした考え方に基づき、制作をさせていただいておりますし、これまで制作させていただいたランディングページは、ありがたいことに、当初の想定よりも長期間使っていただいているものがほとんどです。
ますます、他社と差をつけるために、短期目線ではない長期目線でのランディングページの構築のニーズが高まっていくと思いますし、さらにはスマートフォンの急激な普及に伴い、スマートフォンでのそうしたニーズも高まっていくと考えています。
特にスマートフォンのランディングページの世界では、モデルケースもないため、コンバージョンラボ独自の考え方で、ブランディングに効きながらも、コンバージョンの向上につながるスマホランディングページの開発に力を入れています。
(※スマートフォンランディングページの開発についてはこちらの記事をご覧下さい。)
[スマホランディングページ・ケーススタディ(一部紹介)]
●フォトウェディング専門サイト「ロケ婚」
の無料撮影体験会スマートフォンランディング
●石崎電機製作所様スマートフォンランディングページ
●結婚相談所ヴィーノ様のスマートフォンのランディングページ
●阿部写真館様フォトウェディングのランディングページ
>> 前回の記事 ランディングページのカラー戦略まとめ
-
2013.3.15 LPデザイン制作の改善
-
2021.4.27 LPデザイン制作の改善
-
2022.3.23 LPデザイン制作の改善
-
2023.8.28 LPデザイン制作の改善