KAIZEN REPORTブログ
2024.6.27 | フォームの改善
【CVX活用講座Vol.34】CVX専用フォーム利用にあたり、広告計測用のCVタグを設置する方法
インハウスLP作成/LPO支援ツール「 CVX(シー・ブイ・エックス)」の活用講座は本記事で34回目となります。
今回は、CVX側の専用フォームを利用して、実際に検索広告やディスプレイ広告などの広告運用をする際に、広告経由でLPに訪れたユーザーがCVXのフォームでコンバージョンした場合にしっかりと計測ができるようにするためのCVタグの設置方法についてお伝えします。
目次
CVXとGTMを連携させる
広告用のCVタグの設置にあたっては、まずCVXとGTMを連携させる必要があります。
CVXの管理画面から簡単にGTMを設置することができます。
具体的な設置方法は下記のようになります。
まず任意のプロジェクトの左側のプロジェクトメニューにある「プロジェクト設定」を開いてください。
●プロジェクト設定画面
画面下部に、「GTMのコンテナID」を挿入する項目があるのでそこにお使いになる「GTMのコンテナID」を設定し、右側にある「変更を保存」ボタンを押してください。
そうすることで、そのプロジェクト全てのページにGTMが設置されます。
●GTMコンテナID設置箇所
●「変更を保存」ボタン(右上)
GTM経由でCVタグを設置する
次に、CVX搭載の専用フォームをご利用にあたり、簡単に仕様についてもご説明します。
CVX専用フォームの仕様上、下記のようなページ遷移になります。
CVX内で作成したフォームはどのようなドメインに関わらずディレクトリは同じルールになります。
CVXのURL遷移ルール
※なお、CVX専用フォームは、仕様上、URL単体で直接LPにリンクを貼るなどの運用ですと、うまく作動しませんので、その点にご注意ください。
●フォーム入力画面例
●入力内容確認画面例
●入力完了画面例
GTM上でのトリガー設定について
続いて、GTM側の話に移行します。
今回配信を検討している広告媒体で発行されるCVタグを、最初に設定したGTM上で、トリガーの「ページビュー」を用いて、入力完了画面のpageURLもしくはpagePathで設定していただければ、完了ページにCVタグの設置が可能になります。
※GTMで連絡したGoogle広告のタグに対して、上記のトリガーを設定します。
●GTM上でのトリガー設定例 pageURLで先頭一致 の設定の場合
補足:CVXフォームの仕様について
CVXのフォームは、仕様上、LPから別画面に遷移させるか?もしくはLPとフォームを一体型にして運用していただくか?のどちらかでご利用いただくことが可能です。
遷移型か一体型の選択はページ一覧 > 該当ページ > ページ設定 > デフォルトフォームの設定 から行えるようになっています。
●別画面遷移にする場合
●フォーム一体型にする場合
なお、フォームのご利用にあたっては、プランによって利用いただけるフォームの数が異なります。「エコノミープラン」の場合は、1プロジェクト(=1ドメイン)あたり1フォームとなっております。フォームの数を増やすことができない仕様になっています。
対して、「ビジネスプラン」の場合は、3プロジェクトあたり上限5フォームまでご利用でき、別途ご希望に応じて、利用できるフォームの数を増やすことができますので、一つのLPに対して、「資料請求」「問い合わせ」などの複数のフォームを用意することが可能になります。
「ビジネスプラン」での複数のフォームを利用できる機能については詳しくは下記の記事を参照ください。
【CVX活用講座Vol.32】フォーム機能のアップデート内容と設定手順のご案内
【CVX活用講座Vol.32】フォーム機能のアップデート内容と設定手順のご案内
まとめ
今回は、CVX側の専用フォームを利用して、広告運用をする際に、広告経由でLPに訪れたユーザーがCVXのフォームでコンバージョンした場合にしっかりと計測ができるようにするためのCVタグの設置方法についてお伝えしました。
CVXはLPの制作だけでなく、実際の運用を念頭に入れた仕様になっておりますので、お客様のLP運用・広告運用に成果をもたらすツールとしてぜひフル活用いただければと思います。
CVXは無料トライアルも実施しておりますので、インハウスでのLP制作にご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。
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