KAIZEN REPORTブログ

2013.2.8 | アクセス解析の改善

リファラスパムの対策方法

リファラスパムとは

 

 

自社サイトの解析でGoogle Analyticsを利用しているのですが、最近リファラスパムが大量発生。リファラスパムとは、意図的に参照元情報を残す行為のことであり、その行為に悪意のある場合を言います。

 

 

以前からあるのはあったのですが、日に日に増え始めて、多い日で数万単位のトラフィックがあったりするので、本格的に対策しないといけなくなりました。本当に迷惑ですね。
トラフィックの多さに一瞬「おっ」と思わせられるので、余計に腹立たしいです、、、

 

 

リファラスパムの対策について色々と調べてみたものの、あまり有効な対策方法が見つかりませんでした。
ただ、どうにかしないとサイトの正しい解析ができないですし、何より成果をきちんと認識できないと、運用側としてはやる気を奪われてしまいます。

 

 

そこで、常日頃よりお世話になっているパートナー企業の方に相談したところ、応急処置としての対策方法を教えていただけたので、ご紹介したいと思います。
(この方法は、あくまで「Google Analytics」の解析データからスパムを除去する方法です)

 

 

 

リファラスパムの対策方法

 

 

まずは、アナリティクス設定 > 該当のプロファイル(下記)を選択した上で、「フィルタ」へ。

 

 

 

 

フィルタを選択すると、下記のような画面になります。

 

 

 

 

 

このカスタムフィルタを使って、解析結果からスパムと思われるドメインをそれぞれ除去します。
選択・入力内容は下記になります。

 

 

 

 

フィルタを設定する際の注意点)

 

 

●フィルタパターンに「xxxxx.co.jp」と設定する際、「xxxxx\.co\.jp」のようにピリオドの前に半角のバックスラッシュを挿入する。
(正規表現で入力する必要があるため。MacPCの場合は Optionキー+¥キーでバックスラッシュを入力できます)

 

●xxxxx.○○○○.co.jp は、全て「xxxxx.co.jp」で引っかかるため、共通部分でフィルタリングをする。

 

●フィルタフィールドは「参照」を選択。

 

●フィルタリング以前のデータは残ったままになる。

 

 

結局はいたちごっこな訳ですが、それでも何もしないよりかはかなり良いです。サイトの解析データは、より良い施策の立案、改善において、重要な羅針盤です。

 

 

他にも色々と対策方法があると思いますが、リファラスパムでお困りの方にお役立ていただければ幸いです。