KAIZEN REPORTブログ

2013.12.9 | LPデザイン制作の改善

良い商品には、良いランディングページを。

今回は、店舗の出店とランディングページマーケティングについて比較しながら考えてみました。

飲食などの店舗を出店するときは多くのことを考えなければいけません。立地を選定・決定し、どんな店構えで何をメイン商品・サービスとして提供していくのかなど相当の準備をし、時間も費用もかけて、ようやく待望のお店を出すことができるのだと思います。

 

 

コンバージョンラボは店舗の出店をしたこともなければ、運営もしたことはありませんが、ランディングページマーケティングもそうしたリアルの店舗の出店にどこか似ているのではないかと思うことが多々あります。

 

たとえば、どのエリアにお店を出せば効果的にお客様を集めることができるのか?店舗出店でいうところの立地の選定フェーズが、リスティング広告のキーワード選定や広告媒体の選定に似ています。

 

 

つまり、対象とする人が集まる場所(=市場)なのかどうかをしっかり調査するところからはじまるところです。

 

そして、実際に選定した立地(=市場)に対して、ユーザーのニーズにマッチする店構えを考えていくところが、ランディングページの企画構成やシナリオ、そしてデザイン面でのUIやコンテンツデザイン、またボタンデザイン、jQueryを活用した動的なUXの部分になってきます。

 

 

コンバージョンラボが行うのは、効果的な立地を決めるお手伝いや、店構えをどう考えていくのかというところです。

 

 

クライアント企業様の商品・サービスをより効果的に伝えられる店構えを考えるといったところでしょうか。

 

 

もう少し具体的に例えるなら、次のようになるかもしれません。

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1.入りたくなる門構えの設計
 =ファーストビューの企画・デザイン

 

2.お店での体験の設計
 =ランディングページのシナリオやストーリー
 =デザイン 
 =動き(コーディング)

 
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つまり、出店されたお店に入りたいと思ってもらう部分と、納得のいく体験をしてもらうというところです。
(=興味を持ってもらう→読み進めてスクロールしてもらう)

 

最近リニューアルを担当させていただいた、整体スクールのランディングページもまさにそうした考えで、制作させていただいております。ビジョナリーライズ様が運営されているYMCメディカルトレーナーズスクールのランディングページのリニューアルです。

 

 

先ほどのフレームワークに当てはめてみます。

 

入りたくなる門構え=興味を持ってもらう

 

→他社にはない、運営母体が整体サロンであるスクールであることと、卒業後のキャリアの可能性などを明確に訴求し、さらに読み進めたくなるファーストビューを設計しました。

 

ランディングページファーストビューデザイン

 

体験の設計=読み進めてスクロールしてもらう

 

→身につく技術を端的に伝え、その後、裏付けとなる事実を展開。具体的にそれがどういう技術なのか、身につけた人はどのようなキャリアを実現しているのか、どんなサポートがあるのか、どのような授業内容なのか、といった事実内容を伝えていく設計です。

 

ランディングページコンテンツデザイン

 

ありがたいことにランディングページをリニューアル後、コンバージョンが2倍になっているというお声もいただきました。

ただし、コンバージョンラボが行っていることは、あくまでお客様の中にすでにある魅力を伝えるための情報設計です。

 

実際にコンバージョンが上がっているのは、元々の商品・サービスが良いものであるからに他なりません。

 

 

つまるところ、立地や店構えも大事ですが、商品・サービスが良いかどうかがコンバージョン最大化の肝となります。

 

良い商品には、良いランディングページを。

 

良い商品を、良いと納得してもらう。
もしくは良さそうと感じてもらう。期待してもらう。
わずか数分の時間でその価値を疑似体験してもらう。

 

 

ランディングページのマーケティングは、どれだけ数多くやってもネットで出回っているようなテンプレートで解決できるものではないなとLP制作の経験値が上がれば上がるほど、余計にそう感じてしまいます。

コンバージョンラボができるのは、効果的な立地を見つけること(=キーワードリサーチ)や、効果的な店構えをよりスピーディかつ的確に行うこと。ここに軸足をおいて、さらに成果を上げていきたいと思います。