KAIZEN REPORTブログ
2013.7.1 | LPデザイン制作の改善
企業や商品のブランディングにも効くランディングページを
あらゆる業種・業態で、ランディングページの導入が盛んになる中で、改めてその役割をコンバージョンラボなりにまとめてみました。
ランディングページの役割
ランディングページは1ページというシンプルな構成のため、ユーザーが見やすく、運用サイドも解析・改善がしやすいWebマーケティングツールとしての側面があります。
コンバージョンラボではランディングページを購入・問い合わせ・資料請求などのコンバージョン獲得はもちろんのこと、企業や商品のブランドイメージを伝えていくブランディングツールとしても重要なメディアであるとも考えています。
ランディングページは、膨大な情報が溢れかえるインターネット上で、商品・サービスとユーザーが出会う最初の接点であり、その初期接点でどのような印象を与えるかは、企業や商品のブランドイメージにも大きく影響します。
つまり、ただ、コンバージョンを獲得できればいいということではなく、プラスのイメージを持ってもらうブランディング面も意識したランディングページ制作が重要になってきます。
ブランディング観点でのランディングページ制作事例紹介
そこで、ブランドディングという観点からランディングページ制作事例をひとつご紹介します。
Speee様が提供するSEOサービスの問い合わせ獲得のためのランディングページ制作事例です。
Speee様は、SEO業界のトップランナーで、SEO事業をベースに多角的に事業を展開されています。また、2011年11月に成長性や成功のベンチマークの指標にされている「デロイト日本テクノロジーFast50」で5位にランクインされ、業界内外からの注目度も増しています。
LP制作のテーマ(ミッション)は、他社が追随できない同社の高品質なSEOサービスの導入イメージをランディングページ上で感じてもらうことでした。
顧客側から目に見えづらいSEOサービスの品質の高さをどれだけしっかり伝えきるか。そのミッション実現に向けて、以下の点に力を入れました。
・一般的にサービス内容が見えづらいSEO対策に対し、同社の具体的なサービス内容や体制を説明。
・変動が激しい検索順位に対して、安定した成果をクライアントに提供していることを伝えるため、上位表示成功率・キープ率・KPI目標達成率を数値化。
こうした情報整理と共に、視覚的にもユーザーに訴えるデザインを行っていきました。
・“高品質”なSEOサービスの特徴が一目でわかるようにファーストビューをデザイン
・クライアント事例もビフォー&アフターで直感的に成果が認識できるようデザイン
・グラフなどの数値情報を通じて、直感的に「品質力」が感じられるようインフォグラフィック化
コピー/ビジュアル/ストーリー展開において、一貫して「高い品質力」が伝わるように意識しました。
インターネット広告の重要度やスマートフォンの利用度がますます高まる中で、これまでマス広告が果たしていた役割の一部を、ネットの入り口(初期接点)となるランディングページが担うようになってきているように思います。
そういった観点から初期接点で、見た目だけでなく、きちんとした情報設計がなされたランディングページを構築・運営してくことは他社と一歩差を広げる手段のひとつになるのではないでしょうか。
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