KAIZEN REPORTブログ
2021.6.11 | LP運用レポート
新規事業を始めるなら、ランディングページを活用したテストマーケティング
新型コロナウイルスの影響により、人々の生活様式は大きく一変し、特に対面型のビジネスなどにおいては、新しいマーケティング戦略の導入が避けられないというようなケースも多いかと思います。
そのような状況下において、コロナ禍でのEC需要に応える施策や売上改善を期待し、WEBマーケティングを始めるためのテストマーケティングを実施する企業様も多いのではないかと考えています。
実際に弊社でも、テストマーケティングを目的としたランディングページの制作周りのご相談を頻繁に受けています。
そこで、今回の記事ではランディングページを用いたテストマーケティング施策の特徴やメリットについて、ご紹介させていただきます。
目次
ランディングページを活用したテストマーケティング
数多あるオンラインのテストマーケティング施策の中で、ランディングページが優れている点をご紹介します。
即効性が高い
オンラインでのテストマーケティングの中でも、複数ページの制作・運用が必要なサイト型ページでのテストマーケティングとは異なり、ランディングページの場合、ページを1つ用意するだけですぐにでも販売をスタートできます。
また、運用型広告を活用すれば、広告費を投下してすぐに顧客へのアプローチが行えるため、スピーディーな取り組みが可能となり、即効性が高いことがメリットの一つとして挙げられます。
PDCAをすぐに回せる
ランディングページの強みは、マーケティング施策に対するPDCAサイクルを高速で回すことができるという点が挙げられます。
ランディングページは基本的に、ファーストビューからフッターまで一つのテーマに沿って情報が組み立てられた1枚完結型の構成となっており、リンク先も基本的にはフォームのみとなる為、ヒートマップ分析などを行う際、ページへ訪問してきたユーザーの動きを比較的把握しやすいため、検証箇所を絞りやすく、ボトルネックを掴みやすいのが特徴です。
また、Googleアナリティクスによる分析を行い、ユーザーターゲティングに必要な情報を集積することで、プランの考案と検証の精度も高くなるので、本格的な販売を行う前に販売計画の立案も行いやすくなります。
デザインの自由度が高い
ランディングページの特徴として、デザインの自由度の高さが挙げられます。
基本的には1ページ完結型のページとなるので、一般的なコーポレートサイトと違い、レイアウトの制限もなく、トンマナも自由に決めることができ、訴求力に特化したページを作ることができます。
そのため、分析ツールで見えてきた想定のターゲット層に刺さるデザインテイストを反映することができたり、販売する商品/サービスのキャンペーン内容に特化したページを作成したりすることも可能です。
事例のご紹介
弊社はこれまでに様々な業種/サービスのクライアント様の売り上げ獲得に貢献してきました。
ここでは過去に弊社の方で制作したLPを活用したマーケティング成功事例をご紹介させていただきます。
<CASE1>チャイルドシート販売のランディングページ
同社肝いりの新規事業として立ち上げたチャイルドシートをランディングページ単体で売り切った販売事例となります。もともとは100台を販売目標としてスタートしたキャンペーンでしたが、運用開始から継続的にPDCAサイクルを回し続けた結果、コンバージョン率が当初の3倍以上に伸び、結果的に目標台数の5倍以上となる販売台数560台を達成。
ランディングページ単体で、売り上げ向上に貢献できた好例となりました。2万円近い商品単価のものがインターネットで売れるのか?という懸念を払拭したランディングページ活用の成功例となり、新規事業が同社の主力事業へと置き換わるインパクトを残すことができたように思います。
<CASE2>骨董品の鑑定・買取サービスのランディングページ
骨董品の鑑定・買取サービスでの事例となります。先代からなにげなく続けてきた集客手法であるチラシやDMといったアナログな集客からの脱却とWEBマーケティングへのデジタルシフトを目的として、ランディングページを活用したテストマーケティングを実施。
開始3ヶ月で月100件のCVを獲得したため、早々に目標ラインを達成することになりました。その後、集客の要を本格的にWEBマーケティングへ移行させ、現在ではコンテンツマーケティングとリスティング広告の両輪で関西を拠点に全国からの査定依頼に対応できる規模まで拡大させることに成功。日本全国の骨董品の査定に立ち会うことができているようです。
<CASE3>体温検知システムのランディングページ
コロナ禍で急激な需要の拡大に伴い、非接触型の体温計を販売・提供するランディングページを制作。広告運用も合わせて、サポートしました。LP制作にあたり、「成果がすでに出ている」コンバージョンラボ独自に保有しているLPテンプレート「コアフォーマット」を活用し、最短1週間で新商品のランディングページを立ち上げました。
リリース後もこまめに分析と改善のサイクルをまわして、1ヶ月間で80件近い問い合わせの獲得に成功。翌月には広告の獲得単価(CPA)も2割以上の削減に成功しました。新規事業の構想を実行レベルに短期間で落とし込めた実例となります。スピーディに立ち上げ、軌道修正していくという面においてもランディングページの特徴になります。
<CASE4>補助金のランディングページ
法人向けの補助金獲得のためのサポートサービスの事例となります。当社が提供するCVX(シーブイエックス)というLPOクリエイティブツールを活用して、短期間でランディングページを制作。当初目標としていた月間目標数に対して、初月から目標の2倍のコンバージョンを達成しました。
また、BtoBでありながらも、広告運用3ヶ月間の獲得単価(CPA)も5,000円程度に抑制することができ、継続的に安定した集客効果が得られました。同社が起業して初めての事業をランディングページを上手に活用することで、集客面で成功した事例となりました。
<CASE5>20代向け就転職支援サービスのランディングページ
個性や趣味でマッチングができる20代向け就転職支援サービスのランディングページの支援事例です。本サービスは、書類選考を前提とした既存の就転職サービスと異なり、個性や趣味を登録すれば、企業の人事担当者や社長と気軽に会えるという新規アイディアをサービスに落とし込んだものです。
これまでにない新しいサービスのコンセプトでも、ランディングページを活用し、明確に情報発信することで、運用開始直後の3週間で、求職者が殺到。獲得単価(CPA)も想定額の1/10のコストで、効果的な運用を実現。同社の登録求職者数を大幅に増加させる転機となりました。
新規事業の検証にランディングページの活用は相性が良い
今回はランディングページを活用したテストマーケティングのメリットについて、ご紹介させていただきました。
WEBページとしての特性上、改善案の実施やデータ分析、販売計画の立案など、ランディングページによってスピーディーなPDCAサイクルを行えるのではないかと考えております。
反面、ランディングページの作成・運用にはデザインやコーディングといった専門的なスキルやノウハウが求められます。
ランディングページでのテストマーケティングの実施にあたり、専門的な知識がなく不安に思っている方や、より効率的にページ運用をお考えの方には、弊社が開発したLPO改善支援に特化した「CVX(シーブイエックス)」がおすすめです。
専門的な知識不要でLPの作成・編集・運用を行えるツールとなっており、最短即日でのページ公開も可能となっています。
操作感をお試しいただける無料トライアルも用意しておりますので、是非、お気軽にお問い合わせください。