KAIZEN REPORTブログ
2013.10.31 | LP運用レポート
複数にまたがるランディングページのイメージ統一化
今回はランディングページのイメージの統一化についてお伝えします。
複数のランディングページのイメージ統一化について
同一ブランドでターゲット層がやや近い商品を複数持つ企業様では、各商品ごとにつくるランディングページのイメージ統一化がテーマになってきます。
実際には、同一ブランドなのに商品ごとのLPのイメージがなんからの理由でバラバラで結果、全体としてのブランドイメージが定着しづらいなどコンバージョンラボにご相談頂くお客様から聞くことも少なくはありません。
特に少数精鋭で経営されている企業様の商品ランディングページのイメージは、企業イメージとも直接的に結びつきやすいため、とても重要ではないかと考える次第です。
では、どういう考え方でランディングページを作っていけばいいのか?
一本目のランディングページの構築の際に、VI(ヴィジュアルアイデンティティ)の考え方が必要になります。
たとえば、ファーストビューやキービジュアルで使う色や、毎回のランディングページに必ず入れるコンテンツ、あるいはフォントの種類やサイズを設定しておくなどです。
実際に一定のブランドイメージを保ちながら、 2本目、3本目とランディングページをつくり、リスティング広告やDSP広告、ソーシャル系プロモーションなどで市場に対してリーチしていくとともに、 ユーザーに統一のイメージや世界観がつくられます。
3本以上、そのようなランディングページがあれば、それぞれの商品に対して3本のマーケティング導線(=流入経路)ができるということにもつながります。
ランディングページ制作事例 ー石崎電機製作所様のケースー
ブランドイメージを統一したランディングページの制作事例としては、 石崎電機製作所様のランディングページがあります。
石崎電機製作所は、工業用および一般家庭向けの電機・電熱製品を中心とした製品を開発されているメーカー様です。
コンバージョンラボでは以下の3本のランディングページを制作させていただきました。
1本目は「男前アイロンのランディングページ」
2本目はモテナシベーカーのランディングページ
3本目はシーラーのランディングページ
いずれも黒を基調としながら、 統一のイメージ形成を行っています。 ロゴの配置場所などもできるだけ近い場所に配置し、 コンテンツや動きの持たせ方もある程度統一しています。
たとえば、コンテンツでは、クライアント様からのご要望もあり、必ず最終コンテンツの位置に、石崎電機製作所様の歴史や実績を示すより信頼度を高めるコンテンツを全てのランディングページに配置しています。
1本目ではなかなか実感が持てませんが、 2本〜3本数が増えてきた時に、よりそのイメージ統一の効果が認識できます。
もちろん、ターゲットごとに違う見せ方をしたい、あるいはマーケティングのために、同じ商品でも違うランディングページを敢えてつくる必要があるなど、考え方は企業様の戦略・戦術によってきます。
複数の商品を複数のランディングページでイメージ統一したいという場合は、今回ご紹介させていただいたような考え方も1つ参考にしていただければ幸いです。