KAIZEN REPORTブログ
2023.4.28 | LP運用レポート
【CVX活用講座Vol.24】アカウント、プロジェクト、ページの概念を理解しよう
インハウスLP作成/LPO支援ツール「 CVX(シー・ブイ・エックス)」の活用講座は本記事で24回目となります。今回は、CVXのカスタマーサポートに寄せられるご質問のなかでも、特にお問い合わせいただく機会が多い「アカウント」「プロジェクト」「ページ」の用語に関する補足説明をしていきたいと思います。
3つの用語の意味と関係性を正しく理解することで、CVXによるLPの管理がしやすくなると思いますので、ぜひこの記事で理解を深めていただけますと幸いです。
目次
CVXは、アカウント、プロジェクト、ページという概念で構成
CVXはアカウント>プロジェクト>ページの階層構造で構成されており、それぞれの関係性は以下の図で表すことができます。
このようにアカウントの中にプロジェクトが紐付き、その中にページがあります。
実際のCVX管理画面では、以下のように表示されます。
たとえばこのアカウントの中には、2つのプロジェクトが存在しており、プロジェクト01には38枚のページ、プロジェクト02には2枚のページが設置されています。
基本的な概念はイメージができたと思いますので、ここからは、それぞれの内容について詳しく解説していきたいと思います。
CVXのアカウントとは?
アカウントはCVXの最上位の階層で、「1アカウント=1メールアドレス/パスワード」で作成することができます。
普段の業務でお使いのメールアドレスをそのままご利用いただくことが可能です。
また、一部の有料プランでは、自分のアカウントに他のユーザーを招待できる「メンバー招待機能」がありますので、社内スタッフや外部パートナーの方々など、複数のメンバーで同一アカウントを一元管理することも可能なので、制作や改善運用の煩雑さを解消することができます。
作成したアカウントのメールアドレスを変更するには?
アカウントのメールアドレスを変更するには、弊社側での対応が必要となりますので、CVXカスタマーサポートにお問い合わせください。
※ユーザーの管理画面にはメールアドレス変更機能は無いためご注意ください。
CVXのプロジェクトとは?
プロジェクトはドメイン(サブドメイン)単位で作成します。
「1プロジェクト=1ドメイン」と覚えましょう。
ひとつのプロジェクト内に複数ページを作成することができますが、これらは全てプロジェクトに紐づくドメイン配下のページとなります。
プロジェクト内では、ランディングページの作成、分析、フォーム設定やA/Bテストなど、様々な機能を利用することができます。
重要なポイントとして、CVXのフォーム作成機能は1プロジェクト=1フォームなので、ページごとにCVXフォームを分けて運用したい場合には、プロジェクト自体を増やす必要があります。
上限プロジェクトとは?
ひとつのアカウント内に作成できるプロジェクト数には上限が定められています。
ご契約プランによって上限数が異なりますので、詳しくはお問い合わせください。
既にCVXをご契約中のユーザーで、上限プロジェクトを増やしたい場合には、カスタマーサポートにお問い合わせいただければ、ご希望のプロジェクト数に上限を引き上げることができます。
作ったプロジェクトを削除するには?
プロジェクトの削除は管理画面から行うことができます。
プロジェクト>プロジェクト設定の上部に「プロジェクト削除」ボタンがありますので、ここからプロジェクト削除画面に進むことができます。
CVXのページとは?
「ページ」は実際のランディングページを指します。
プロジェクト>ページ一覧で、そのプロジェクトに紐づいたランディングページを管理することができます。
デザイン編集機能から、LPの制作や改修を直感的な操作で行うことができます。
ページ設定について
ページ設定機能の項目からは、LPの運用に必要な様々な設定を行うことができます。
例えば、以下のような項目の設定が可能となっております。
・ページ名 (内部管理用の名称)
・ページURL
・ページタイトル
・metaキーワード
・metaディスクリプション
・計測分析用カスタムタグ
・noindex(検索結果に表示されないようにする)
・Lazy Loadの設定(表示速度の改善)
上限ページとは?
プロジェクトと同様に、ページについても上限数が設けられています。
こちらもご契約プランによって上限数が異なりますので、上限を引き上げたい場合にはカスタマーサポートにご連絡いただければ、対応させていただきます。
PC専用/SP専用/RESテンプレートとは?
CVXのページは、対応デバイスの違いで、PC専用/SP専用/レスポンシブの3種類のテンプレートタイプがあります。
どのテンプレートタイプを選んでも、ページ数は1ページとカウントされます。※PC専用テンプレートも、レスポンシブテンプレートも同じ1ページ。
ページ数が同じなら、全部レスポンシブテンプレートの方がおトクと思われそうですが、PC専用/SP専用テンプレートを選択するメリットもあります。
PC/SP専用とRESテンプレートの機能の違い
レスポンシブテンプレートはPC/SP専用テンプレートに比べ、一部の機能に制限があります。
具体的には、レスポンシブテンプレートではデザイン編集機能のうち「要素移動」が制限されています。
弊社の経験上、同じ商材/同じコンテンツのランディングページでも、PC側とSP側で閲覧ユーザーの反応が異なるケースは往々にしてあるため、なるべく各デバイスに最適化されたコンテンツデザインが望ましいと言えます。
PC/SP専用テンプレートはレスポンシブテンプレートに比べ、デザイン編集機能に制限がなく、細部の作り込みが比較的容易なテンプレートタイプと言えます。
PC/モバイル転送設定について
PC専用/SP専用テンプレートでランディングページを作成した場合に推奨したい設定として、PC/モバイルのデバイス転送設定というものがあります。
これはスマートフォンでPC専用ページにアクセスされた場合(その逆も)に、任意のページに転送設定できる機能です。
この設定をすることで、デバイスごとに最適なページを表示できるようになるので、コンバージョンへの好影響はもちろん、広告出稿する際URLが1種類で済むなど、管理上のメリットもあります。
まとめ
今回の記事ではCVXの「アカウント」「プロジェクト」「ページ」について解説させていただきました。
これらの概念をきっちり理解しておくことで、CVXの効率的な運用につながります。
今回の記事でCVXに興味が湧いた方は、2週間の無料トライアルも実施しておりますので、ぜひお気軽にお試しくださいませ。