KAIZEN REPORTブログ
2025.10.29 | LPコーディング改善
【CVX活用講座Vol.40】CVXで動画LPを作成しよう!

今回で40回目となるインハウスLP作成/LPO支援ツール 「CVX(シー・ブイ・エックス)」活用講座 では、新たに追加された 「動画LP」テンプレート について、その特徴と使い方をご紹介します。
近年のランディングページは、単なる縦長の構成だけではなく、「動画LP」や「スワイプ型LP」 のように、ユーザー体験に合わせた柔軟で革新的なフォーマットへと進化しています。
そこでCVXでは、最新のニーズに応えるべく、誰でもノーコードで「動画LP」を作成できるテンプレートをご用意しました。
本講座では、このテンプレートの 用途やメリット から、実際に 公開までの手順 までをわかりやすく解説いたします。
目次
「動画LP」の用途について
「動画LP」とは?
「動画LP」とは、ランディングページ(LP)の主要な訴求要素を動画コンテンツで表現する形式のLPです。
従来のテキストや静止画では伝えきれなかった、
・商品やサービスの使用感
・世界観やストーリー
・利用シーンや体験価値
といった情報を、映像による動きや表現力で短時間に直感的に伝えることができます。
特にスマートフォンでの情報収集が主流となった今、動画はユーザーにとって「見るだけで理解できる」手軽さがあり、広告やSNSとの相性も抜群です。
そのため「動画LP」は、ユーザーの興味を惹きつけて離脱を防ぎ、最終的なコンバージョンへとつなげる有効な手段として注目されています。
「動画LP」を活用するメリットについて
「動画LP」は、通常の静止画やテキスト中心のランディングページと比べて、ユーザーに与える印象や行動喚起の効果が大きく異なります。具体的なメリットは以下の通りです。
1.直感的に伝わりやすい
商品やサービスの使い方、特徴、世界観を「動き」で見せることで、短時間でも理解してもらいやすくなります。特にスマートフォン閲覧では、スクロールして文章を読むよりも「動画を見て理解する」ほうが自然な流れです。
2.ユーザーの興味を惹きやすい
ページを開いた瞬間に動画が表示されることで、静止画以上にユーザーの目を引くことができます。冒頭で興味を掴むことで、離脱率を下げ、ページの最後まで導きやすくなります。
3.広告・SNSとの相性が良い
広告用に制作した動画素材をそのままLPに活用できるため、クリエイティブとランディングページで統一感を持たせやすく、ユーザーに「シームレスな体験」を提供できます。これにより広告効果の最大化も期待できます。
4.コンバージョン率の向上
動画内でスクロールなしで商品の魅力やベネフィットを明確に示すことで、ユーザーが「購入したい」「申し込みたい」と思うタイミングを早めることができます。また、無音でも伝わる設計を意識すれば、視覚的な伝達力を意識した動画になるため、より幅広いユーザー層に対応可能です。
「動画LP」を公開するために必要な動画の用意と環境について
それではここからは、CVXにて「動画LP」を作成するために必要な動画と環境についてご説明いたします。
使用する動画のサイズについて
今回の「動画LP」はスマートフォン専用テンプレートとなりますので、縦長の動画をご用意ください。
推奨サイズは 横1に対して縦1.5前後の比率 です。
端末ごとの表示について
CVXでは、端末に関わらず動画が画面内に収まるよう最適化されています。そのため、デバイスの幅や動画サイズによっては、上下または左右に余白が生じることがあります。
これは「動画の見切れ」を防ぐための仕様です。理想の表示に近づけたい場合は、推奨サイズに合わせて動画を調整してください。
動画をCVXに配置するためのYouTubeへのアップロード
「動画LP」テンプレートでは、動画をYouTubeにアップロードして利用します。アップロード時は 「限定公開」設定 にすればYoutube上には表示されませんので、適宜設定ください。
もちろん、既存のYoutube動画を使用することもできます。
アップロード手順については、YouTube公式ヘルプをご参照ください:
「動画LP」テンプレートを使って公開するまでの流れ
使用したい動画の用意及びYoutubeへのアップロードが完了しましたら、実際にCVXにて「動画LP」テンプレートを使用して公開するまでの流れをご紹介します。
CVXにて「動画LP」テンプレートを使用して公開するまでの流れ
1.CVX管理画面内の「テンプレートギャラリー」をクリック

CVX編集画面のページ一覧を開いたら、添付画像内の青枠「テンプレートギャラリー」ボタンをクリックしてください。
2.「LPの編集自由度を重視」をクリック

ポップアップが表示されますので、添付画像内の青枠「LPの編集自由度を重視」をクリックしてください。
3.「スマートフォン用」をクリックし、一覧から「動画LP」を探す

テンプレートギャラリーが表示されますので、添付画像内の青枠「スマートフォン用」タブをクリックしてください。スマートフォン用のテンプレートが一覧として表示されますので、一覧の中から「動画LP」を選んでクリックしてください。
4.「ページを作成する」をクリック

「動画LP」のポップアップバナーが表示されますので、「ページを作成する」をクリックしてください。
5.「デザイン編集」をクリック

「ページ一覧」内に先ほど作成したページが表示されますので、添付画像内の青枠「デザイン編集」をクリックしてください。
※添付画像内の赤枠の箇所を添付画像のように「新しい順」にすると、最上部に並び替えされるのですぐに見つけることができます。
6.「HTML」をクリック

編集画面を開くと、添付画像のようにデモ動画が入ったテンプレートが表示されます。
このデモ動画を、用意していただいたYoutube動画に差し替える対応を行います。
添付画像内の赤枠「HTML」をクリックしてください。
7.動画IDの記述箇所を確認する

「HTML」をクリックすると、添付画像のようにポップアップが出現します。
ポップアップ内に記載されている添付画像内の赤線で引いた箇所が「Youtubeの動画ID」を指定している箇所になります。
画像内の記述でいえば、「-Ft_YTUqvoA」となります。
この箇所の記述を変更することで、用意していただいたYoutube動画に差し替えることができます。
差し替える前に、用意していただいたYoutube動画の動画IDの調べ方をご説明します。
8.Youtube動画の動画IDを取得する

用意していただいたYoutube動画を「Youtube」にて開き、添付画像内の赤枠「共有」をクリックしてください。
ポップアップが出現しますので、その中の添付画像内の青線で引いた箇所を確認してください。
https://youtu.be/xxxxxxxx? のxxxxxxxの箇所が動画IDになります。
画像内のURLでいえば、「zbPu1nb-x3o」となります。
動画IDをコピーした後、先ほどのCVX編集画面に戻ってください。
9.動画IDの記述を差し替える

CVX編集画面内の記述にある動画ID「-Ft_YTUqvoA」を、先ほどYoutubeでコピーした動画IDに上書きしてください。
先ほどの例でいいますと、Youtubeでコピーした動画IDは「zbPu1nb-x3o」なので、添付画像内の赤線で引いた箇所のような上書きとなります。
上書きが完了したら、添付画像内の青枠「反映する」をクリックしてください。
10.最後に「変更を保存」をクリック

先ほどのポップアップ内の「反映する」をクリックした後、
編集画面上で用意していただいたYoutube動画に差し変わっていることが確認できます。
差し代わったことを確認した後、添付画像内の赤枠「変更を保存」をクリックしてください。
これで動画の差し替え対応は完了です。
11.プレビューで実機環境での表示確認をする

動画差し替え後に、スマートフォン実機での表示確認を行っていただくことを推奨いたします。
添付画像内の赤枠をクリックし、表示されたリスト内添付画像内の青枠「プレビュー」をクリックしてください。

別タブにてプレビュー画面が表示されますので、プレビュー画面内のQRコードを、お持ちのスマートフォンで読み取って表示確認を行ってください。
『2.「動画LP」を公開するために必要な動画の用意と環境について』でもご説明致しましたが、CVXでは、端末に関わらず動画が画面内に収まるよう最適化されています。そのため、デバイスの幅や動画サイズによっては、上下または左右に余白が生じることがあります。
これは「動画の見切れ」を防ぐための仕様ですので、理想の表示に近づけたい場合は推奨サイズ(横1に対して縦1.5前後の比率)に合わせて動画を調整してください。
CVXで動画LPを作成する方法についてのまとめ
「動画LP」は、複雑な設計や多くの要素を盛り込む必要はありません。
動画を配置し、固定フッターにCTAボタンを置くだけ というシンプルな構成で、ユーザーを迷わせず行動につなげられるのが最大の特徴です。
CVXのテンプレートを使えば、この仕組みを誰でもノーコードで素早く実現できます。
広告やSNSで使用した動画をそのまま活かし、直感的に訴求できる「動画LP」を活用することで、これまで以上にスムーズに成果へと結びつけることが可能になるかと思います。

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